本文スタート

第6回全国市議会議長会研究フォーラム参加

主催:全国市議会議長会

後援:総務省

実施:第6回全国市議会議長会研究フォーラム実行委員会

期日:平成23年10月12日(水曜日)から同年10月13日(木曜日)まで

場所:青森市文化会館

参加者:全国の議長ほか自治体関係者等約2,400名

日程

第1日 平成23年10月12日(水)

13:00 開会式

13:20 第1部 基調講演

「二元代表制と地方議会改革」

増田寛也

元総務大臣・野村総合研究所顧問

東京大学公共政策大学院客員教授

14:20 休憩

14:40 第2部 パネルディスカッション

「地方議会と直接民主主義について」

コーディネーター 新藤 宗幸

(株)東京市政調査会研究担当常務理事

パネリスト 宇賀 克也

東京大学法学部教授

金井 利之

東京大学公共政策大学院教授

青山 彰久

読売新聞東京支社編集委員

花田 明仁

青森市議会議長

16:40 次期開催地挨拶

16:50 終了・移動

17:15 第3部 意見交換(会場:ホテル青森) ※不参加
18:15 終了

主催者挨拶 関谷 博氏

全国市議会議長会会長

下関市議会議長

 

来賓者挨拶 鹿野 博氏
青森県青森市長

 

1部 基調講演
2元代表制と地方議会改革」

増田 寛也氏

 

2部 パネルディスカッション

「地方議会と直接民主主義について」

コーディネーター 新藤 宗幸氏

 

パネスト 金井 利之氏

 

次期開催地挨拶
愛媛県松山市議会

第2日 平成23年10月13日(木)

9:00 第4部 課題討議

「議会基本条例について」

コーディネーター 牛山 久仁彦

明治大学政治経済学部教授

報告者 佐々木 勇一

帯広市議会副議長

玉川 喜一郎

越前市議会議員

安本 美栄子

伊賀市議会議長

池田 惠一

京丹後市議会議長

11:00 閉会式

11:30 第5部 視察 ※不参加

課題討議

「議会基本条例について」

報告者 佐々木 勇一氏

 

所見

増田 寛也氏の「二元代表制と地方議会改革」

「地方議会に、本来、与党も野党もない」と言うこと。さらに、二元代表制のもとでは、市長と議会は、そもそもが”対立”の構図になっていて、対立し議論を尽くした結果、新しい価値が生まれていくものだ、とい言うこと。議会改革とは、定数・報酬の削減が論じられるがそうではなく、議会は修正・否決・提案・公開をしていくことである。

 

パネルディスカッション 「地方議会と直接民主主義について」

”喝采型政治”とは、阿久根市や名古屋市を例に挙げ、誰かを悪役に仕立て上げ、その悪役を攻撃することで、大衆の喝采を浴びようとする政治手法のこと。(劇場型選挙同等)

直接民主主義、例えば住民投票や直接請求といった制度が行き過ぎれば、この”喝采型政治”あるいは”ポピュリズム”に陥りやすい。そういった制度の安易な拡大には慎重でなければならない。

課題討議 「議会基本条例について」

報告者 佐々木 勇一氏 帯広市議会副議長

平成22年4月1日施行

玉川 喜一郎氏 越前市議会議員

平成22年4月1日施行


安本 美栄子氏 伊賀市議会議長

平成16年合併を期に、自治基本条例、地域にも、いろいろな権限が与えられ、議会の意味が問われてきた。また、在任特例を使いそれも批判された。議会基本条例を作り、市民に開かれた議会を目指す必然性が生じた。議会報告会を義務づけ、反対があったが、反問権も制定。全国の市で初めて議会基本条例を制定。


池田 惠一氏 京丹後市議会議長

平成20年4月1日施行

緊張感の保持、反問権も反対があったが、実行。16名の議員が反問を受けている。反問受ければ、自分の言い分を言うことができる。市長が政策や条例を作る際には、資料の提供を義務付ける。議決権の拡大、執行権の侵害との抵抗あったが実施。総合計画119項目修正。学校の統廃合について、教育委員会との対峙を越えて修正。議会報告会に際しては、持ち帰らない事を胸としている。とのこと。

鈴鹿市議会基本条例を平成24年度の市政70周年に際し、制定するとのことで、平成23年11月14日より協議がはじまるが先例市を学ぶ大変よいフォーラムであった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


▲ページの先頭へ